MATCH REVIEW 2021-2022 SEASON #07

2021.7.16 fri フウガドールすみだ vs Y.S.C.C.横浜

写真と共に振り返るマッチレビュー。第7節、Y.S.C.C.横浜戦を振り返る。

会場:横浜武道館(363人)

スコア:3-5(2-4 1-1)

得点:オウンゴール(12分36秒)田口元気(17分25秒)岡村康平(31分30秒)

メンバー:諸江 岡村 宮崎 田口 畠山 栗本 渡井 鬼塚 石黒 北村 岸 崔 中田

アウェイ北海道戦から5日。 中断期間前のラストマッチとなるY.S.C.C.横浜との一戦を横浜武道館で迎えた。

前節引き分けたフウガに対して、名古屋に勝利し、リーグ3連勝中と波に乗る横浜。 好調で勢いがあるチームに対してどう戦うか。

19時15分試合開始のホイッスルがなった。

フウガのスターティング5はGK石黒 FP栗本、鬼塚、北村、中田。 これまでの試合では2ndセットして出場が多かったメンバーを先発にあてた。

フウガは高い位置でのプレス、横浜はフィジカルの強さをベースにボールを保持し流れを作っていこうとする。

セットチェンジで諸江、岡村、宮崎、田口に替わってすぐに横浜にシュートチャンスが訪れる。 横浜・堤がハーフラインを越えたあたりからパンチのあるミドルシュート。 ゴール右下を捉えるも、石黒が冷静に足でセーブ。

対するフウガは自陣から左サイドの岡村にピヴォ当てのパスを通す。 ボールを受けた岡村がハーフラインまで下がりつつ、下がったことでできたスペースに走りこんだ諸江に反転して縦パス。 諸江がシュートを放ち、相手GKが弾いたところに宮崎が詰めてシュートを撃つも横浜・田淵にセーブされる。

3連勝で勢いのある横浜はゴールが見えれば積極的にシュートを放ち、フウガゴールをこじ開けようとする。

すると5分、その勢いが結果となってしまう。 自陣右サイドで与えたキックインから速いボールがゴール前に入ると、そのボールを防ごうとした渡井の右足に当たってオウンゴール。 横浜に先制を許してしまう。

先制した横浜は追加点を狙ってより攻勢に出ると、7分にGK田淵がハーフラインまでボールを持ち出してパワープレーのような状態から右の堤へ展開。 巧みなワントラップでボールをPA内に運ぶとそのまま右足シュート。 これがゴール左に決まり2点差とされてしまう。

その後も立て続けにゴールまで連続シュートを放たれるが、石黒のセーブでなんとか守った。

しかし、それでも攻撃の手を緩めない横浜が3点目を挙げる。

8分に北村のファールから直接フリーキックを与えると横浜のキッカーは堤。 右サイド少し遠めの位置ではあったが迷わず振りぬいた左足シュートがゴール左上に突きささる。

これで3点差となり、流れを変えたいフウガではあるがシュートまでボールをつなげることができず、攻撃から流れを引き寄せることができない。

11分、その焦りからか自陣での連係ミスのボールを奪われ、最後は石黒との1対1を決められて4点目を失ってしまう。 横浜の勢いに飲まれたフウガは、約5分間で4失点の連続失点により難しいゲーム展開を強いられてしまった。

攻めるしかないフウガはクワトロの動きでボールを回しながら横浜陣内に押し入っていこうとする。

すると13分、北村が左サイドでボールを運び、深い位置でキープ。 相手の激しいマークにも耐え、粘り続けたことでファールを誘発することに成功した。

左サイドPA付近からのフリーキックでキッカーの栗本がゴール前にボールを入れると、横浜の選手が触れてしまいそのままゴールへ。 フウガもオウンゴールによる得点で1点を返す。

16分には前線でのボールカットから鬼塚がノールックでのループシュートを放つなど1点を取ったことで攻撃での良いシーンも生まれてくる。

さらに残り時間が約4分半の状況で横浜が5ファールとなり、次のファールからフウガに第2PKが与えられるようになった。

5ファールにより相手が強くディフェンスに行けなくなったところに、カウンターから中田が抜け出してシュートまで持ち込むもゴール左へ外れてしまった。

そして、17分には横浜が6つ目のファールを犯して第2PKを獲得する。 キッカーの鬼塚がシュートを放つもGK田淵に防がれてしまった。

しかし、18分にもハンドのファールから第2PKを得ると、フウガのキッカーは田口。 冷静にGKのポジションを見ながら放ったシュートはゴール右に決まり2点差とする。

第1ピリオドのうちに点差を詰めたいところではあったがこのまま終了。

フウガは追い上げムードを持った状態で第2ピリオドへ折り返した。

第2ピリオドのスタートはGK石黒にFP諸江、岡村、宮崎、田口。 開始直後から横浜が積極的に仕掛けてくるも、ピヴォの岡村を使ってうまくかわしながら田口のシュートシーンや諸江のゴール左にわずかに外れるミドルシュートなど、惜しい場面を作っていく。

栗本、鬼塚、北村、中田のセットにおいてはクワトロを継続。

23分には自陣に入ったボールをカットしてカウンター。 3対2の数的有利な状況で北村から左の栗本、そしてゴール右に走りこむ中田にパスを出すも、すんでのところで戻ったディフェンスにボールをクリアされ得点とはならなかった。

25分には右コーナーキックから田口がミドルシュートを撃つも、右のクロスバーに直撃で跳ね返された。 その後も田口と畠山の2人の関係からシュートまで持ちこむシーンもあり、流れは完全にフウガであるものの、あとはゴールだけという状況が続く。

しかし、27分にフウガに痛恨のミス。

自陣でのボール回しから一番底の位置にいた栗本がボールを奪われる。 GKとの1対1となり、放たれたシュートはゴール左へ決まってしまった。

流れがよかっただけにダメージの大きい失点となってしまった。

それでも、攻撃の流れ自体は悪くないフウガは諸江の左サイドを突破してのシュートや、宮崎から岡村へのピヴォ当てからミドルシュートなど横浜ゴールへ迫り続ける。

横浜もさらなる得点を狙って強度の高いプレーを続けるため、互いにカウンターを掛け合うタフな場面も多くみられた。

32分、ここまで左サイドでいいプレーを見せていた諸江がここもサイドをドリブル突破。 スピードに乗った状態で体をひねりながらゴール右に走りこむ岡村へボールを通す。 このボールに岡村は左足をしっかり合わせてゴールを決めた。

再び2点差にとなった状態で攻めるフウガは、栗本がドリブルからルーレットで1人をかわすとダブルタッチでもう1人をかわしてゴール前まで突き進む。 シュートはミートしなかったが素晴らしいプレーを見せた。

残り時間4分を切り、フウガはフリーキックをPA左近くで獲得。 渡井が放ったシュートはGKに当たるもゴールへ向かって転がるが右のポストに当たってゴールならず、点差を縮めることができない。

試合時間ラスト3分からフウガはパワープレーを開始。

リスクを背負って得点を狙いに行く。 パワープレーから横浜の守備のズレを作り、鬼塚や諸江、田口のシュートシーンを作るも決めきれない。 攻め続けるも時間は過ぎていき試合終了。

第1ピリオドでの連続失点が響き、悔しい敗戦となった。

荻窪監督も立ち上がりの失点を課題点にあげ、中断期間での修正とレベルアップをしたいと語った。 具体的なレベルアップのポイントとして、自陣でのビルドアップ、プレス回避、フィニッシュのイメージの浸透をあげた。

各クラブが中断期間で更なるチームの強化に取り組んでいく中で、フウガは中断明けからどのような戦いをみせるのか。

その姿に注目したい。